瓢の水

2009年12月22日 (火)

泡盛とオリオンビール

少し古い話になるが、先月の終わりに昔一緒に働いていたA君がひょっこり訪ねてきた。彼は営業マンで沖縄を担当していた頃、赤土砂の調査を受注しその調査のために私も何回となく沖縄に行った。調査を終えると二人でオリオンビールと泡盛を呑んだ。そのビールと泡盛(瑞穂)を携えてやってきPhoto た。昔話をしながらオリオンビールをいただいた。このビールは本土のビールと較べると一寸かるい。インドネシアのビンタンビールに近い。亜熱帯の沖縄で飲むとこれが旨いのだ。泡盛は米を原料にした焼酎の一種、米麹のうち特に黒麹(アワモリクロコウジ)を用いて発酵させたもろみを蒸留したものを言う。泡盛(アワモリ)の語源は、蒸留の際に導管から垂れてくる液体が壷に落ちる際に泡が盛り上がる状態から「泡盛る」となり、これが転じて『泡盛』となったらしい。
この泡盛を5~10年と寝かせたものを古酒(クース)と言って、独特のコクと香りがでてくる。私はこれが好きなので。そんな私の好みを知っていて古酒を持ってきてくれた。これを呑みながら遥かな時空を超え、さんご礁に続く青い海を見ながら、ヒルギの森の下で心地よい風に吹かれているような気になっている。もうすでに酔いが回ったのか?

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2009年7月20日 (月)

このお店でこのお酒

測量協会にはイブニングセミナーやスペーシャリストの会でよく行く。そんな時の帰りに仲間、しかも人数が多い時いくのが居酒屋Photo「明石」 である。閻魔堂の先を左に折れたところである。この店も”純米酒”をよく揃えてくれている。中でもよく呑むのPhoto_3 が 「水神」である。このお酒は岩手県盛岡市にある酒蔵㈱あさ開きで醸される。岩手といえば南部藩、南部杜氏として知られた酒どころ。米、水、技に恵まれたこの地で、豊かな自然に磨かれ、昔ながらの製法でぬくもりの酒を醸してきた。この水神も米のように味わい深い。酒度+10、酸度も1.5と辛口で喉越しもよい。南部藩士であった村井源三が武士をすて、酒造りを始めたのが明治4年。明治という新しい時代の夜明け、そういったものにかけて「あさ開」の名前をつけたそうだ。この人は現在、測量協会の会長をされている村井先生の先祖だそうです。

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2009年7月 1日 (水)

壱岐焼酎の日

今日(7/1)は「壱岐焼酎の日」だと言うことを今日の朝日新聞の全面広告で知りました。壱岐とは九州の西北、玄界灘に浮かぶ島で「魏志倭人伝」にも「一支国(いきこく)」と書かれている島だ。この島の壱岐酒造協同組合は、10年前の平成7年7月1日にWTO(世界貿易機関)から地理的表示の産地指定を受けたことから7月1日を「壱岐焼酎の日」に制定し、日本記念日協会によって認定登録されたそうだ。酒の記念日では10/1が日本酒の日、11/1が本格焼酎の日は知っていたが、壱岐焼酎の日というのははじめて知った。しかもここが麦焼酎発祥の地だそうだ。「麦焼酎」は麦と麦麹を原料としているが、ここでは麦2、米麹1という組み合わせで醸すとのこと、一度味わってみたいと思う。

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2009年6月12日 (金)

このお店でこのお酒4

新宿の歌舞伎町は、学生時代の頃と較べると大きな変貌をとげている。歓楽街には違いはないが、昔は「純喫茶」や「ジャズ喫茶」、映画館ともっと健全だったよ1_2うに思う。いまは「風俗店」が立ち並び自然と足が遠のく。それでも仲間と飲もうということになると良く行くのは居酒屋『樽一』だ。ここは昭和43年創  業で、現在の店主は2代目である。昔から宮城の銘酒「浦霞」と「三陸の海の幸」、そして「鯨料理」が自慢。日大のOBが良く集まる店でもある。ここに来ると飲むのが「浦霞禅」原料米はトヨニシキと山田錦を50%に研き醸した酒は芳醇で喉ごしがよい。店でしか呑めない酒に「原酒金ラベル」がある。酒度+3の辛口だが味はまろやかでほんのりとした酔い心地になる。カキやホヤを肴にいただくと際限がなくなりそうだ。ササカマボコをオーダーすると串にさしたものが出てきてその場で自分が焼く。なんとも豪快だ!私の好きな店でもある。

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2009年5月14日 (木)

花の舞

  連休に娘夫婦が遊びに来た。おみやげに純米酒「花の舞」を持ってきてくれた。なんか居酒屋のような名前だなと思ったが、飲んでみるとフルーティで美 1_3 味しい。酒造は静岡県浜松市にある「花の舞酒造株式会社」と書いてあった。ラベルには、米は遠州地方の契約農家で栽培される「山田錦100%」、水は赤石山系が蓄えた地下水を使用、杜氏は土田一仁とすべてが地元でまかなっているそうだ。精米度65%、日本酒度+3、酸度1.5で「やや辛口」栓をあけると馥郁とした香りが素晴らしい。この酒蔵をインターネットで調べてみると、創業は1864年(元治元年)と古いのに驚いた。居酒屋チェーン店「花の舞」とは古さが違う。昭和24年にはこのお酒「花の舞」の醸造を開始していたそうだ。機会があったらこのお酒を試飲してみてください。美味しいですよ!

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2009年1月29日 (木)

このお店でこのお酒3

文京区春日にある「日本測量協会」はイブニングセミナーや打ち合わせでよく行く。その帰りに決っていく店が協会の裏にある「おおた」という居酒屋だ。全国の地酒や焼酎が揃っている。この店でよく呑むのが「獺祭」と言う山口県玖珂郡周東町(ぐがぐんしゅうとうちょう)にある旭酒造の酒だ。“だPhoto っさい”と発音します。「獺」はカワウソのことで、カワウソは捕らえた魚を岸に並べる習性があり、その姿がお祭りをしているように見えることからこのように呼び習わされたとか? もう一つ、作家が詩文をつくる際に書物や資料などをたくさん並べ散らかしている様子という意味があるそうです。それはともかくこのお酒、美味いんです。「妖精の吐息のような香り」と全国紙の日曜版に紹介されたとかで、静かなブームでもあるそうです。
 旭酒造は、お酒に「獺」の名前をつけたかと言うと、アメリカのオバマ大統領ではないが「CHANGE」変革と革新の中からより優れた酒を創り出そうという志からだそうです。俳人、正岡子規は獺祭書屋主人と号し日本文学に革命をもたらしたように酒造界でCHANGEを追及したとか。もう一つ地元の地名「獺越」にも「獺」の文字があることから酒名を「獺祭」にしたそうです。ともかく変った名前ではあるが、口に含んだ時の馥郁たる香りと喉越しの良さは美味いの一言につきる。

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2008年12月14日 (日)

このお店でこのお酒2

日本リモートセンシング研究会(JARS)や動体計測研究会(ARIDA)の例会、勉強会あるいは日本写真測量学会などで東京大学生産技術研究所がよく使われる。こうした例会や勉強会の後、かならず繰り出すのが代々木上Photo 原にある「季寄武蔵屋」さんである。基本的にはお蕎麦屋さんなのだが、入り口はモダンでお蕎麦屋さんには見えない。中もカウンター席があり、バーか居酒屋の雰囲気です。この店にPhoto_3はいろいろ純米酒が取り揃えられているのも嬉しい。ここに来ると必ず口にするのは、「荒蝦夷(あらえび す)」というお酒です。もちろん口にするのは“純米大吟醸”で岩手県の廣田酒造店が醸している。男っぽい酒だが喉越しが良く、その後に口中に広がる馥郁たる香りが私は好きです。このお酒をつくる杜氏は小野裕美さんという女性。伝統と格式を重んじる杜氏の世界で初めての女性杜氏だそうです。やさしそうな顔つきでこんな男っぽい「酒」を醸す? やはり南部杜氏の伝統をしっかり受け継いでいるのだなと思いました。武蔵屋さんのもう一つの名物は湯豆腐です。煮過ぎると豆腐の原型をなくしてしまいます。これで焼酎を割って呑むのも美味しいそうです。

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2008年11月 3日 (月)

縄文酒の原料ガマズミ

11月に入って急に冷え込んできた。多摩丘陵のガマズミも赤い実をつけている。実はこのガマズミの実は、今から約4~5,000年ほど前の縄文人の酒のImg_0005 材料だったようだ。縄文時代の地層から出土する縄文土器にこれが付着しているのが証拠。このほかに山ブドウ、カジノミ等も付着していることからこれ等から“縄文酒”が作られていたと、推測されている。ウォーキングの途中でガマズミの実をとって食べてみたが、酸っぱかった。ものの本によると霜をかぶると甘味を増すとも書いてあったが・・・・・? 今でも疲労回復と利尿に効く薬用酒として使われているそうだ。梅酒をつくる要領で、グラニュー糖を加え、ホワイトリカを注ぎ3ヶ月も置くとできるそうだ。私も作ってみようかな!! 縄文酒を味わうことができるかも知れない。

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2008年9月11日 (木)

美味しかった「雪中埋蔵」

ここのところ朝晩涼しくなり凌ぎやすい。ススキの穂も出はじめ風にも「秋」を感じる。お酒もPhoto_2 美味しい季節だ。そういえば、8月に信濃大町に行った時に買い求めた白馬錦の「雪中埋 蔵」しばらくわが家の冷蔵庫で冷やしておいたが、封を開け味わってみた。美味い!ほんのりと甘い米の香りが口中に広がる。アルプスの清冽な渓流の「水」のようにスーと喉を滑り降りて胃の腑に入る。アッという間に1本空けてしまった。美味しいので注文しようと思って、Webで「雪中埋蔵」を検索語として検索すると「薄井商店」のHPが見つかった。なんと8月26日に“完売しました”とある。がーん

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2008年8月20日 (水)

夜明け前

8月18-9日信州を旅してきた。妹と梓橋の叔母を見舞い、その足で大町に従姉妹がいるので久しぶりに訊ねてみた。たいへん歓待されその夜、従姉妹のご主人に出されたお酒が伊奈の小野酒造が醸したPhoto_4 「夜明け前」という純米酒である。名前は勿論、文豪島崎藤村の小説に由来する。聴くところによると蔵元が藤村の長男から命名を許されたとのことでした。ふくよかで穏やかな母性的なお酒でした。翌日、高瀬川に造られた七倉ダム、大町ダムを見に連れて行ってくれ、さらに新高瀬川発電所の見学を予約していただいた。発電所見学の後、近くにアルプス搗精工場があり見学できると聞き、訪ねてみた。

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