GPS精度低下の恐れ
「GPS精度低下の恐れ」という見出しで8/24(月)朝日新聞の夕刊に記事が載った。現在、全地球測位システムとしてはGPSのほかにロシアのGLONAS、中国の北斗などがあるが、GLONASは13機前後、北斗は3機なので完全な形(24機以上の衛星による適正配置)で利用できるのは米国のGPSだけである。本来、潜水艦の位置計測や爆弾の誘導など軍事目的で開発されたものだが、今は民生用にも広く使われている。米政府は適正状態が95%以上あることを公約しているが、今回の米議会の行政監察院(GAO)の報告では2010年以後それを下回り、2018年には10%になるとしている。日本でもカーナビや航空機・船舶の位置計測のみならず、地図作成のための基準点測量や地震・火山活動の予測、地殻変動観測と社会インフラに欠かせない。さて日本はどうするのだろう? EUが開発している軍事目的でない衛星測位システムGALILEOを待つのだろうか? これも2005年の暮れに1機目が打ち上げられ、2010年から本格活用を目指していたが2013年に先送りされている。日本もこうしたインフラ整備に本腰をいれて取り組まなくてはいけない。
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