このお店でこのお酒3
文京区春日にある「日本測量協会」はイブニングセミナーや打ち合わせでよく行く。その帰りに決っていく店が協会の裏にある「おおた」という居酒屋だ。全国の地酒や焼酎が揃っている。この店でよく呑むのが「獺祭」と言う山口県玖珂郡周東町(ぐがぐんしゅうとうちょう)にある旭酒造の酒だ。“だ
っさい”と発音します。「獺」はカワウソのことで、カワウソは捕らえた魚を岸に並べる習性があり、その姿がお祭りをしているように見えることからこのように呼び習わされたとか? もう一つ、作家が詩文をつくる際に書物や資料などをたくさん並べ散らかしている様子という意味があるそうです。それはともかくこのお酒、美味いんです。「妖精の吐息のような香り」と全国紙の日曜版に紹介されたとかで、静かなブームでもあるそうです。
旭酒造は、お酒に「獺」の名前をつけたかと言うと、アメリカのオバマ大統領ではないが「CHANGE」変革と革新の中からより優れた酒を創り出そうという志からだそうです。俳人、正岡子規は獺祭書屋主人と号し日本文学に革命をもたらしたように酒造界でCHANGEを追及したとか。もう一つ地元の地名「獺越」にも「獺」の文字があることから酒名を「獺祭」にしたそうです。ともかく変った名前ではあるが、口に含んだ時の馥郁たる香りと喉越しの良さは美味いの一言につきる。
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