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2008年11月

2008年11月22日 (土)

冬将軍の進軍速度

多摩丘陵は紅葉につつまれているのに、北の各地から雪の便りが届きはじめている。昨日の「もみじ前線の南下速度」と同じように平均初雪降雪日から「冬将軍の進軍速度」を計算してみた。理科年表を調べていて北から南へ進軍すると言うより、シベリヤからの季節風で運ばれるので日本列島の形に沿って進軍する。従って東京では降らないが鳥取や廣島、福岡の方が早く初雪を見る。今年もすでに廣島、鳥取で雪の便りが届いている。東京は太平洋に突き出した位置にあるので初雪日は遅く1月2日と鹿児島の8日に近い。名古屋、京都は、太平洋側に位置するが、中央の背稜山脈が低くくびれている南側にあるため、前橋と同じくらい12月17日と初雪は東京より早い。10月30日に札幌で初雪をみてから鹿児島まで冬将軍が進軍するのに要する日数は78日。平均進軍速度は1日約23~25Km、時速約1Km/hとわりあい遅い。日本列島は関東付近から南北というより東西に折れ曲がっているので、都市間の距離で計算するより緯度差で計算するほうが良いのかも知れない。

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2008年11月21日 (金)

もみじ前線の南下速度

多摩丘陵の木々の葉が色づいてきた。クヌギはまだ緑葉が多いが山は黄色、橙、赤、茶などに染まり美しい。気象庁では生物季節という観測を行っている。私の持っている「理科年表(1991)」で主な都市のイロハカエデの紅葉日を調べてみた。各都市の緯度経度は国土地理院のHPから求め、各都市間の距離はW少年から頂いた距離計算スクリプトを使って計算した。その結果が下の表です。札幌で10月17日に紅葉が始まり鹿児島には37日後にたどり着く。札幌-鹿児島間の距離は1,592.3Kmなので、平均移動速度を求めると1日約43kmの速度で南下していることになる。時速に換算すると1.8km/hとなり、人がそぞろ歩きする速度くらいとなる。わりとゆっくりなんだな? 
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2008年11月 4日 (火)

衛星・惑星の水

このところ衛星や惑星探査でリモートセンシング技術の成果が著しい。先月(10/26)の報道によると日本の月探査衛星「かぐや」は、月の南極点にあるシャックルトン・クレータを高感度の地形カメラで昨年11月に探査した。このクレータの南部はほとんど太陽光が当たらず、極低温の世界で氷の存在が有望視されている所である。このクレータをわずかに太陽が照らす時間をねらって「かぐや」が観測した結果、「クレーターの大きさは直径21km、深さ4.2km、底に直径6.6kmの平底があるなど地形の詳しい状況がわかったが、氷層の存在をうかがわせるような光の反射は確認できなかった。」と報じていた。
 一方、10月29日の報道によると、米航空宇宙局(NASA)の火星探査機マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)は、火星の赤道付近にあるマリネリス峡谷のへりでオパールが地表に露出しているのを見つけた、と発表した。 これは太陽光の反射のスペクトル分析で分かったもので、オパールは鉱物が水と接触してできる水和物であることから、少なくとも20億年前には火星に水が存在していたことになる。それにしても遠く離れた衛星や惑星の地形・地質のみならず「水」の有無まで調べるこの技術には驚かされる。

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2008年11月 3日 (月)

縄文酒の原料ガマズミ

11月に入って急に冷え込んできた。多摩丘陵のガマズミも赤い実をつけている。実はこのガマズミの実は、今から約4~5,000年ほど前の縄文人の酒のImg_0005 材料だったようだ。縄文時代の地層から出土する縄文土器にこれが付着しているのが証拠。このほかに山ブドウ、カジノミ等も付着していることからこれ等から“縄文酒”が作られていたと、推測されている。ウォーキングの途中でガマズミの実をとって食べてみたが、酸っぱかった。ものの本によると霜をかぶると甘味を増すとも書いてあったが・・・・・? 今でも疲労回復と利尿に効く薬用酒として使われているそうだ。梅酒をつくる要領で、グラニュー糖を加え、ホワイトリカを注ぎ3ヶ月も置くとできるそうだ。私も作ってみようかな!! 縄文酒を味わうことができるかも知れない。

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2008年11月 1日 (土)

センニンソウ

多摩丘陵をキャンパスにしている東京薬科大学は、私のウォーキングコースでもある。2年ほど前からボケの木に覆いかぶさるようにつる草が茂り、9Img_0055 月の初め頃から白い十文字の花をつける。名前が分からなかったのですが、たまたま「日野の植物ガイドブック」を見ていたら写真とともに「センニンソウ」と説明があった。これに間違いない! Webでも調べてみたら、花弁と思っていたのはがく片と説明があった。さらに葉と茎は猛毒で汁液が皮膚につくと赤く腫れ、発泡し水腫がでるともPhoto あった。牛や馬は食べないそうです。可愛い花なのに恐ろしい。で、花の名前の由来は種子ができると白い羽毛が伸びて、仙人の衣を思わせるところからついたそうです。種子ができる頃また観察してみないといけない。アザミやノコンギクもそろそろ花の時期が終ろうとしているのに頑張っているのはすごい! ヤマイモなどのつる草は黄色く色づいてきたが、クヌギはまだ青々としている多摩丘陵に今日はやや強い北西の風が吹いている、「木枯らし」だろうか? でも陽射しがあって暖かい。

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